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Audi meets Quantum

Audi


Quantum

Quadram
AUDI RS6-C6

brand new “QUAD-T5” and “QUANTUM T5-RS”.
Touring Spec’ and Sport Spec’

QRS (Quantum Racing Suspension) から AUDI RS6 用サスペンションキットが発売されました。
新たに開発された QUAD-T5ダンパーをベースに、ハイパコ・スプリング(またはアイバッハ)と純正TOPマウントを流用してキットにしています。
減衰力調整式 QUAD-T5 は、オーバークォリティと言われた名機T5-RSに変わるモデル。
セカンド・ピストンを装備しなくても 3bar〜8bar の低圧ガスモノチューブ構造になっています。

こだわるお客様のために、 QUANTUM T5-RS も設定に入れておきました。

QRS では 1995年以降の、歴代アウディ用サスペンションキットを全て開発してきました。
長期間積み重ねてきた商品開発。その過程において、エンジンがフロント車軸の前に搭載された特異なレイアウトゆえの進化の方程式=アウディ開発陣の表現したいことを探りながらの作業です。

RS6-C6は、言わずとしれた V10 Twin Turbo がフロントにぎっしり詰まったプレミアム・カー。
その超ヘビー級エンジンが車軸の前に搭載されている。
前後マルチリンク式サスペンション構造は、剛性感たっぷりなシャーシではあるものの、複雑なデザインを採用したリンク機構は、お世辞にも作動性が良いとは言えない。
そのため、ダンパーの減衰力を単純に強くしていくと、ゴツゴツして高級感が損なわれ、逆に弱くしていくと上下動が止まらなくなる難しさがある。

あくまでも高級車としての乗り心地を確保しつつ、プレミアムカーにふさわしい車高と、高速道路の安定性を追求しました。そのベースにはV8 Twin Turbo を積んだ先代の RS6-C5 での積み重ねが在ったことが幸いしました。
おそらくどなたが乗っても、この車に V10 Twin Turbo が載っているとは気づかないことでしょう。