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News and Report

Quantum

Quadram
e90 e92 335 coupe & cabriolet
sport or gentle
performance suspension kit
最近のMスポの足固くないですか?なんかゴツゴツして。
ポルシェとはまた違った低速の固さがおなかに来るのが好きになれません。 これでタイヤホイールを19inc にインチアップさせるとどうなるんだろうと心配してしまいます。
それで、ノーマル・ランフラットから19inc に換えてみると、ランフラット自体がゴツゴツしているのでこんなものかと、勘違いしそうになりますが、冷静になってみるとやっぱり十分に固いです。 ノーマルのMスポの足を乗ると、この車のトルクの出方自体はそれほど唐突でもないのに、なんか怖く感じました。
う~ん・・・・・。これもスポーティな演出のためかな?
なんて良いように考えてしまいましたが、いつもの峠を走っていて気がついたのは、トルクのせいかリアの沈み込みやホイールスピンばかり気にして運転している自分です。なんか運転が下手になった感じ。
FR の癖を色濃く残すBMW だからアクセラレーションに対するリアのスクオート(沈み込み)はトラクションを稼ぐためのお約束。 だからフロントが伸びてきてアンダーステアも仕方ない?
でもちょっと待ってください。やっぱり、楽しく走るのにはもっとフロントの旋回性を、自分で意識して作らなければだめなんじゃないですか?

それで BMW 335 早速作りました。
まずは乗り心地。
作動抵抗(=フリクション)を徹底的に減らした QRS 低圧ガスモノチューブ構造により、動き始めのゴツゴツ感を改善。TOURING SPEC’のFR=7k / RR=9k であれば、品のある乗り心地と200km/h 付近の高速安定性が得られます。カブリオレに対しても、車重が増加した分を考慮した設計。カブリオレなだけに高級感のある乗り味を意識しました。
SPORT SPEC’ の FR=10k / RR=14k になると、ノーマルでは攻めきれなかったフロントの旋回性を意識した走り。つまりターンインから積極的にフロント荷重を残しつつ、タイヤのたわみを意識したステアリングアクションにも、後に続くトラクションにも、全ての点で足回りの許容度=キャパシティが上がっていますので、踏んで出てこれるFR 最大の楽しさを味わえるようになりました。
ノーマルの場合、トラクションを掛けていってホイールスピンの場合はオーバーステア、上手く合わせていくとアンダーステア。だから進入は押さえ気味に・・・・・。これでは楽しくないですね?
フロントヘビーはタフなバネレートでしっかり受けとめれば、6気筒の NA のようなひらひら感が出てきます。TOURING SPEC’ でも十分いけてますが、Sタイヤでスポーツ走行をされる方は SUPER SPORT SPEC’ (FR=12.5k / RR=16k) をおすすめします。
P.S.
車重があります。
長い目で見て M5 用 TOP マウント、または
QRS Front TOP マウント
への交換をおすすめします。

右の写真の車高は STD-35mm
(これより下げるにはリスクが・・・)